2024-2025スローガン
時代、世代の変化とクラブの変化のバランスを考えての活動を目指して
<花巻ロータリー会長 藤村弘之>
花巻ロータリークラブは1954年(昭和29年)から活動を開始して以来、70周年の節目を迎えます。歴史あるクラブの71代会長を務める私は、25年くらい前に入会して活動することなく退会し、令和2年1月に再入会して4年目になります。コロナ過で活動も制約されていた期間もあり、実際活動したのは2年もあるでしょうか、こんな私に、さりげなく渡されたのが行き先不明の切符でした。乗った途端に会長行きの切符だと伝えられ、途中下車できないまま会長駅に到着してしまいました。ロータリーの理解も経験もない私が会長を務める事が今の花巻ロータリーです。
今の時代はグローバルな情報社会で、もしかすると何でもありで、進歩も早く先が分かりにくい時代で、自然環境にしても何が起きてもおかしくない状況です。また、今の世代の人は優秀ではあるが自分以外に興味がなく他にかかわりたくない人が多いと言われています。その世代だけではないと思いますが、興味をもってもらうには、関わってもらうには、どうしたらいいのか考え行動しなければなりません。クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕の大委員長、5人それに伴う小委員会の20人の委員長。組織図は兼任だらけです。他のクラブも同じだと思いますが クラブ内の若くない若い世代も含め会員の拡大は重要です。さらに、企画、運営するメンバー、活動するメンバー、見守るメンバーのバランスが大事になってくると思います。今年度は経験豊富な役員と会員の皆様 、これからを担う新しい会員の頭脳と行動力を借りて一緒に活動して行ければと思います。花巻ロータリークラブが70周年から80周年へと、どう変化させられるのか32名の会員で考え行動していきましょう。
さて、2024-2025国際ロータリーの会長ステファニーA.アーチック氏のテーマは「ロータリーのマジック」です。ロータリーのプロジェクトが終わるたび寄付するたび新入会員をむかえるたびにマジックを生み出している。ロータリーの行動、活動こそがマジックで今後もロータリーの活動が継続できるように変化しバランスを取っていくこと多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)の原則を取り入れることで最も効果的で時代に即した存在になることができると言っています。さらにロータリーの行動計画を推進し、平和のために活動する。継続と変化のバランスを取ることの必要性も強調しています。また、2024-2025の第2520地区ではガバナー佐藤 剛氏のメッセイジで「勇気を出して一歩踏み出して見よう」とメッセイジを掲げ サブタイトルで「メイクアップに出かけ新たな出会い喜びを得てほしい」「リソースの動画をみって知って参考に行動につなげてほしい」と言っています。目標には世界ポリオデーに宮城、岩手でのイベントを世界に発信。地区補助金事業、グローバル補助金事業の実施 東日本大震災の恩送りに寄付推進に努力、米山支援などを上げています。
私達花巻ロータリークラブは出来る協力や地域での活動を積み上げて行くことが地区、世界に繋がることと思います。繋がる活動を目指していきましょう。会員皆様よろしくお願いいたします。